以前、アイスランド・クローナの取引が停止になったことをお伝えしたところ、このブログを読んでトルコリラFX取引をしてくれてる友人たちから、この大暴落もあって不安の声が沢山寄せられました。
それで、今回、アイスランド・クローナとトルコ・リラの違いをちょっと見てみようと思います。
まず、人口ですが、
アイスランド 30万人(2007年)
トルコ 6,889万人(2004年)
アイスランドって、たった30万人しかいないんです!
それって、日本だとどこの市クラスなんだろう?って、ウイキペディア(wikipedia)で調べてみました。
すると・・・
秋田市 32万人
那覇市 31万人
ちなみに、
横浜市 365万人
大阪市 265万人
名古屋市 224万人
いかに、アイスランドが少人数か、おわかりになられたのではないでしょうか?
次に、GDP(2007年)をドル換算で比べてみましょう。
アイスランド 200億ドル(91位)
トルコ 3,402億ドル(21位)
ついでに、そのGDPを購買力平価でみてみると、
アイスランド 121億ドル(128位)
トルコ 5,953億ドル(22位)
同じ高金利でマイナー通貨として一括りに見られてきていたアイスランドクローナとトルコリラですが、こうして見てみると、随分違いますね〜。
おまけに、一人あたりの購買力平価では、
アイスランド 38,751ドル
トルコ 9,629ドル
と、人口が少ない分、一人当たりのGDPは、トルコよりアイスランドの方が4倍以上高いですが、FX、ことに暴落時に取引をするとなると、流通量が大きな問題となり、1国の規模がものを言いますから・・・。
おまけのおまけとして、ニュージーランドとオーストラリアの購買力平価GDPが、どの程度なのか載せておきます。
ただ、オーストラリアは同じ年のデーターが見つからなかったので、比較までできず、あくまで参考ってことで、よろしくです。
ニュージーランド 1,117億ドル(57位)
オーストラリア 6,355億ドル(2005年 16位)
ニュージーランドより、トルコの方が大きい

びっくり、大発見

ならば、ニュージーでスワップ狙うよりも・・・

もっとも、単年で見るのは危険です

数年前には、インフレで苦しんでた国ですから、ぼちぼちやっていきましょうね

次回、南アフリカランドとトルコリラで比較してみようと思います。
お楽しみに〜
